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コラム

互いに響き合う場へ

私たちは日ごろからメンバーの間で今後のビジョンや、ひとりひとりが大切にしている価値観を共有するミーティングを行っています。

目の前の大事な仕事に取り組みつつ、方向性や価値観共有の機会を持つことでビジョンを徐々に明確にしていく。

そうすることで互いに「何のために?」を考える癖がつくと同時に私自身の日常の業務の意味合いが変わっていくからです。

今日はこうしたミーティングを重ねた結果、私たちが編み出した2022年下半期のテーマを発表させていただきます。

 

「私たちは、互いに響き合う場を創ります」

 

響き合う場を共に創ることができたなら。

そこは感謝に溢れ、仲間たちの気が漲(みなぎ)り、自ら発動せずにはいられない場となります。

 

響き合うこと。これはビジョンであると同時に私たちにとって問いでもあります。

 

 

私自身は子どもの頃から、人の声が「ハモる」瞬間に大きな至福を感じ、近い将来、メンバー皆で声だけのハーモニーで形成されたコンサートを開くのが夢です。

すでにメンバーと一緒にアカペラの練習をしています。

ハーモニーが生まれる瞬間の、あの何とも言えない妙なる音がたまらなく心地いいのです。

またリズムの中で身体と心が一体となる感覚の気持ちよさを求めてしまうのは高校時代にドラムスの奏者だったことも関係しているかもしれません。

 

そういえば会社員時代、期の始まりに1000人イベントを企画し、その年のゴールイメージを1000人で同時に宣言し合ったことがあります。

普段は社長が予算計画を発表して終わるのが常でしたが、明るいスタートにしたかったこともあり、2人一組となって事前にその期のゴールイメージを話し合ってもらい、当日1000人同時に発表する場を創ったのでした。

その時、会場の壁が揺れるほど社員の声が響き合った感動とその場のバイブレーションはいまだに私の体の中にありありと残っています。

 

 

これが私の「響き合う場」の原体験であり、場づくりの活動の原動力となっているように思います。

世界と響き合いたい。

たとえるなら、鳥たちのさえずりのように。それは対話ではなく、いっしょに声を重ね、世界と同期するような。

いまこの場所で、すべての仲間と響き合いたい。そんな思いが私の中にいつもあります。

 

 

では、どうしたら私たちは互いに響き合うことができるのでしょうか。

 

ある日、私たちはそんな問いを持ちながらミーティングをしていました。

その時、メンバーの一人が議事録を作成する中で「気が漲(みなぎ)る場」を「気が張る場」と誤って入力し、その場が笑いに包まれた瞬間がありました。

 

その時、はっと気づかされたのです。

 

気が漲る場にはピンと張り詰めた緊張感も大事だし、張り合いも大切ですが、打ちそこなった「さんずい」が示すように、水のような瑞々しさが不可欠である、と。

 

響き合う場とは単にワ~ッと盛り上がる場を意味するだけではないはずです。

木々の瑞々しさに溢れ、純粋な静謐さに包まれた神社のような場でも私たちは一体感を感じ、目に見えない大いなる力と響き合っている感覚を抱くことができます。

 

心静かに木漏れ日や風を感じ、その場に感応する。

受け取る心が枯れていたら響き合うことはできないでしょう。

響くことができる人は受け取ることのできる人です。

心を開き、相手の声に耳を傾け、共感できる感性。

それは成長を諦めない、瑞々しい感性と言い換えてよいかもしれません。

張り合いと瑞々しさが共存する場はメンバー一人一人の持ち味がありのままに表現できる場でもあります。

突き詰めれば、自分の中にあるものをありのままに活かし出し切ることができれば、真のイノベーションは発動せずにはいられない。そう確信しています。

 

2022年の折り返し地点。私たちはそんな瑞々しく輝く未来を共に思い描き、一歩一歩前へ進んでいきます。

 

 

代表取締役 中島崇学

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