2022年の初めに。
2022年初回の対話の縁側です。
ファシリテーション塾で学ぶ仲間3名と塾長のとうりょうによるチーム「ひだまり」のメンバーで、新年がスタートしたタイミングで2022年について対話をしました。
縁楽:今日は今年がどんな年となるか、その展望についてみんなで対話していきましょう。
とうりょう:今年は、ファシリテーションが大いに生きてくる年になると思います。
一つの視点として気学があります。
気学というのは、占いや未来を予測するものではなく、自分の外側の生命エネルギーの流れ、気の流れを表すものです。
一人ひとりが、このエネルギーをどう活かしていくのかを決めるのは「自分」です。このことを「自得」と言います。
Waka:私は「自得」という言葉が非常に印象に残りました。
気の流れは自分たちでは変えられず、すべての人にとって同じ状況なのかもしれませんが、それをそれぞれの人がどう受け止め行動していくかによって、その意味づけは全く変わってくるのですね。
とうりょう:そうですね。天に生かされている自分をどう生きていくのか、一人一人が考えていくことが大切ですね。
気学によると、今年は天の気が「壬(みずのえ)」、地の気が「寅(とら)」、人の気が「五黄土星」ということです。
これらをざっくり、私なりに解釈してみると、2022年は、「新たな命を発芽させるために、自分で使命を担い、そしてみんなで手を携えて助け合う」という年になると思います。
まさにファシリテーションそのものでしょう?
縁楽:本当にそうですね。まさにファシリテーションが生きてくることになりそうですね。
とうりょう:使命を担っていくには、勇気が、そしてみんなで手を携えるには、心理的安全性が必要です。
一人一人が背筋を伸ばして目的のために失敗を恐れずまっすぐ進む、そしてそれを助け合いながらやってみる。
言わば「威厳と優しさ」で、新しいものを発芽させる、そんな年になりそうですね。
Waka:以前の対話でも出てきた、「ぶれない自分を持ちつつ柔軟に生きていく」というところにもつながっていくと思いました。
揺ぎない自分を持ちつつも、頑固になるのではなく周囲と手を携えるために柔軟に受け入れていくことが大切なのですね。
カーナ:これから必要なリーダーのあり方にも通じるように思います。
今はこのような新しい時代のリーダー像を受け入れる世界になりつつあるのではないでしょうか。
とうりょう:確かに、新しいことにチャレンジしている組織が明るく、活性化してきていますね。
「あなたはどんな新しい行動を起こしましたか。」「どんな芽を発芽させていますか。」という問いを持ちながら生きていくことが大切な時代になったといえるでしょう。
カーナ:それには、互いの思いを受発信していくことが大切だと感じます。
とうりょう:そうですね。まずは自分の本当の思いに耳を傾ける、自分に問うことが大切です。
それを繰り返すことで自分の思いを発信し、他の人の思いを聞くことができるわけです。
縁楽:今日の対話を通じて、今年自分はどう生きていくのか、何をしたいのか、を改めてじっくり考えてみたいと思いました。
ありがとうございます。
年明け最初の対話の縁側でした。
自分の使命を持ちつつ、周りと新たなものをを生み出すチャレンジをしていく、寅のように躍動感あふれる1年にしていきたいと思います。