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コラム

リアルの場づくり、オンラインの場づくり

     

共創アカデミーはリアルな場づくりにおけるファシリテーション力が強みです。そんな私たちがコロナ禍の影響により、3密を避けるべくスタートしたオンラインワークショップ。まだまだ試行錯誤の連続ではありますが、今日は、これまでリアルの場づくりをしてきたからこそ見える、リアルとオンラインの場づくりの違いについて、私がいま感じている雑感を共有したいと思います。

 

当初は(1)オンラインによってできなくなる制約、(2)オンラインならではの活用法、(3)オンラインによって自分たちがどう開発されるのか、という3つの視点を持って臨んでいましたが、実際、回を重ねるごとに瞠目しているのは3つ目の「開発力」の可能性です。

 

つながり力はオンラインによって、より開発されている。そんな実感があります。

 

仏教の中心的思想に「縁起」という言葉があります。一切のものは種々の縁によって生じるという考えですが、オンライン会議の普及によって、つながることへのハードルも下がり、PCひとつで世界中の人とつながっている瞬間が可視化されるようになりました。

単独で成り立っているものは何ひとつない、という宇宙のなりたちを見せられているようで、我ながら「縁起力」が高まっているな、と感じるわけです。

 

意外な気づきもありました。「オンラインのほうが自分の内面が場に影響しやすい」ということです。これまで、ファシリテーション塾を通じて企業研修を行ってきましたが、

オンラインワークショップを行ってみると、リアルな対面の場では、よそ行きの洋服を着て、よそ行きの顔をして、よそ行きのスイッチが入った状態で感度が鈍い状態だったことに今さらながら、気づかされたわけです。

 

リモートワークの普及により、在宅で会議に参加することが日常になっている人も多いと思いますが、どうでしょうか。上半身はよそ行きの格好でも、下半身はパジャマのままという人も案外多いのではないですか。ありのままのリラックス感といおうか、独特の解放感。完璧な社会人でもなく、完全に家庭人でもない、私服(至福)感。そんなことを感じているのは私だけでしょうか。

 

最近は採用の現場でもオンライン面談が主流になっていると聞きました。実際、会って話すよりも、「その人の内面がよくわかる」「互いのことをより深く感じられた」という声もあるそうで、あながち私だけの思い過ごしではなさそうです。

 

コロナ禍の影響下、副次的な補完ツールとして取り入れられたオンライン会議ですが、アフターコロナにおいては、単に効率的だという理由からではなく、新しい対話の選択肢のひとつとして肩を並べるツールになることは間違いなさそうです

オンラインを制する者はリアルを制する。そんな予感がしています。

 

共創アカデミーはこれまでファシリテーション術として「あり方×関係性×スキル」を重視し、会議の作法やリーダーシップの在り方を説いてきました。その原資を活用し、現在、オンラインの場づくりならではの作法に沿った新たなメソッドを構築中です。

 

名付けて、

 

 現状、オンライン会議のためのテクニカルな情報はあふれていますが、スキルだけでは補えない、あり方やオンライン上の関係性構築のガイドはまだありません。

今後、オンライン上ではリーダーに必要とされてきたコミュニケ―ション力や人間力はなおさら問われるようになるでしょう。オンラインツールに依存するのではなく、活用し、開発する。そのためのメソッドを仲間と一緒に探っていきます。ご期待ください。

 

代表取締役 中島崇学

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